増加する外国人労働者が安全に働ける環境を確保するため、大分市の造船会社で3日、大分労働局がパトロールを実施しました。

このパトロールは6月の外国人雇用啓発月間に合わせて毎年、大分労働局が実施しています。

3日は、大分労働局と外国人技能実習機構の担当者が、大分市青崎の南日本造船を訪れました。南日本造船では、フィリピン出身など海外から来た176人が溶接や塗装などの作業にあたっています。パトロールでは外国語での注意表記が適切にされているか、また就労の状況など安全管理対策を確認しました。

(大分労働局・秋山雅紀局長)「外国人労働者に対する雇用環境改善や適正な労働条件の確保について周知啓発をしてまいりたい」

大分県内の外国人労働者は、去年10月末時点で1万2176人と、過去最多となっています。