地域公共交通の存続に向けて路線バスなどの利用を呼びかけました。

JR松本駅周辺ではアルピコ交通の社員や県と市の担当者などおよそ50人がチラシを配って、路線バスをはじめとする公共交通の利用を呼びかけました。

県によりますと県内の乗り合いバスの利用者数は2010年以降年間2100万人前後で推移していましたが、コロナ禍で6割以下に減少。

徐々に回復はしているものの、運行の維持には、利用者増加が欠かせないと訴えます。

長野県私鉄労働組合連合会 宮井寛志さん:「一般家庭の車を減らして公共交通に切り替えていただく。渋滞解消の観点からもぜひ公共交通を利用いただきたい」

同時に、課題となっている運転手の確保や育成についても、事業者から国と県に支援を要請するとしています。