専門家が分析「銘柄米の価格が下がるのは一時的」

井上キャスター:
備蓄米によって銘柄米の値段はどうなるのでしょうか。
東京大学の鈴木宣弘 特任教授は、「備蓄米流通による銘柄米の買い控えを防ぐため、200〜300円下がる可能性もある」としています。
一方で、「価格が下がるのは一時的。“随意備蓄米”が7月には底がつきることが考えられるので、価格は高い水準に戻ってしまうのでは」とも分析しています。
お米マイスターが教える「備蓄米の保存方法」

井上キャスター:
五ツ星お米マイスター・西島豊造さんは、備蓄米の保存方法について…
【備蓄米の保存方法】
・購入後すぐに小分けして野菜室へ
→冬眠状態で劣化を緩やかに
・袋の空気はなるべく抜く
・冷気吹き出し口のそばに置かない
美味しく食べられる目安は、精米から約1か月半だということです。
スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
日本のご飯はとても美味しくて、白米のまま食べられるのは、日本の良いお米だと思います。日本のお米をもっと輸出をするという点も、広げられたら良いですね。
井上キャスター:
もう1回お米に向き合うことで、いろいろな食べ方を試せるようにも感じます。
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<プロフィール>
田中ウルヴェ 京さん
スポーツ心理学者(博士) 五輪メダリスト慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰