バスや鉄道といった公共交通の利用者が減少する中、岡山県は持続可能な公共交通網を実現しようと県内の事業者などから意見を聞く会議を開きました。

会議は岡山県が初めて開いたものです。県内のバスや鉄道事業者の代表者らが出席し県の聞き取りに対して現状を伝えました。

出席した複数の事業者が少子化などによる利用者の減少と高齢化を要因とする運転手不足の深刻化をあげ県に対して支援策を講じるよう求めていました。

(岡山県中山間地域協働支援センター 德田恭子センター長)
「町だけ、市だけで解決できない問題を県がより利便性が高まるようなものに口をだす。そういうことにこのビジョンを作っていただけたら」

岡山県は今後も会議を開き、来年3月に公共交通施策の方向性をまとめる方針です。