旧日本海軍の戦闘機「紫電改」をテーマにした作品などを発表している漫画家の須本壮一さんが、機体が保管されている愛媛県愛南町で原画展を開くことになり、中村知事に報告しました。

須本さんは伝説の航空部隊「剣部隊」を描いた「紫電改343」などを送り出しています。

戦後80年に合わせ、国内で唯一、紫電改の機体が保管されている愛南町で原画展を開くことになり、須本さんらが2日、県庁を訪問し中村知事に報告を行いました。

「紫電改343」などの原画が並ぶ予定のイベントでは、作品を手にとり見ることもできるということです。

漫画家 須本壮一さん
「裏も見てもらいたい。漫画というのは裏もデッサンを直したりするので中々これは見られないものなのでこれを手にとってみてもらいたい」

須本さんの原画展は来月19日から9月23日まで、愛南町の紫電改展示館で行われ、期間中、漫画の制作体験なども予定されています。

須本さん
「ただ戦争という重たいものだけを考えるのではなく、親も子どももみんながここに来て楽しかった、面白かったといった心に残るような原画展、イベントになればと思う」