■今後の山形の人口は
県内の人口は1950年の135万7000人をピークに減少し、今回、100万人を下回りました。

国立社会保障・人口問題研究所の予測では今後も減少傾向は続き、2030年には、およそ95万人。2050年にはおよそ71万人と、今よりも3割減少することが予測されています。
人口のピーク時から100年でおよそ半分になってしまうのです。

しかし、人口は全ての世代で一律に減るわけではありません。75歳以上の人口は2035年ごろまで増え続ける見込みです。

働く世代は減るのに、高齢者は増える...
医療や介護の需要が高まる世代のため社会保障の負担が増えることが懸念されています。

また、死亡数が増える一方で、生まれてくる子どもの数は減っていて、その差が年々大きくなっています。いわゆる「自然減」です。
山形県の自然増減数の推移をみると、2023年時点では、死亡数はなんと出生数の3倍以上となっています。
