ロシアが2日にトルコで行うと提案した直接交渉にウクライナのゼレンスキー大統領はウメロフ国防相を派遣すると明かしました。

ゼレンスキー大統領は1日、ロシアが2日にトルコで行うと提案した直接交渉に、ウメロフ国防相率いる代表団を派遣すると表明しました。

ロシア側の代表団はすでにトルコに向かっていて、直接交渉は2日に行われる見通しです。

ウクライナ側は交渉で、「完全かつ無条件の停戦」のほかプーチン大統領との首脳会談を引き続き求めていくとしています。

一方、ロシアは停戦条件などを記した覚書を示すとしていますが、ラブロフ外相は「紛争の根本原因を除去するための内容が盛り込まれている」としていて、ウクライナにNATO=北大西洋条約機構への加盟放棄の確約などを求めているとみられます。