甲子園がかかる夏の県大会の前哨戦。県選抜高校野球の決勝が1日に行われ、神村学園と鹿児島実業が激突しました。

決勝は、今年の春の九州高校野球大会を制した神村学園と、7年ぶり13回目の優勝を狙う鹿児島実業が対戦。

1回ウラの神村学園。3番のキャプテン・今岡がスリーベースヒット。この回、2点を先制します。

鹿児島実業の先発は末廣。2回には3者連続三振で立て直します。しかし、神村学園は4回も2点を追加し、リードを広げます。

追いかける鹿児島実業は、5回表、2アウト1塁、3塁で1番・高野のタイムリーヒット。この回、2点をあげ、さらに6回にも得点し、1点差まで詰め寄ります。

しかし、神村学園が6対4で勝ち、3年連続7回目の優勝を果たしました。

（神村学園・今岡拓夢主将）「（今大会は）苦しいゲームが多かったが、なんとか優勝できてほっとしている」

甲子園出場校が決まる夏の県大会は、来月5日に開幕します。