長野県千曲市の「姨捨(おばすて)の棚田」で田植えが行われ、県内外の「田んぼオーナー」も参加しました。
千曲市八幡(やわた)の「姨捨の棚田」は、田んぼを1枚3万円から4万円ほどで借りて稲作を体験する「オーナー制度」をおよそ30年前から設けています。
田植えには県内外のオーナーなどおよそ300人が参加。
目印の線に沿って20センチほど間隔を開けながら、苗を植えていきました。
コメ不足や価格の高騰が課題となるなか、参加者は「改めて田んぼの大事さや農業の必要性を感じます」と話していました。
田んぼの日ごろの管理は地元の「姨捨棚田名月会」が担い、オーナーは夏の草刈りなどを経て、9月下旬ごろ稲刈りをする予定です。