青森県の米軍三沢基地を拠点に活動し、6月に解散を控えたF16戦闘機のデモンストレーションチームは30日、最後のフライトを公開しました。
米太平洋空軍のF16戦闘機デモンストレーションチームは三沢基地を拠点にし、これまで航空祭などのイベントでフライトを披露してきました。
三沢基地ではF16を2025年の夏からF35Aステルス戦闘機に順次置き換える計画で、チームは6月解散することになっています。
30日は最後のフライトが公開され、チームのキャプテンが乗る機体は急旋回や急上昇、背面飛行などを見せました。
チームのキャプテン イーサン・スミス大尉
「三沢でさまざまなイベントに参加させていただき本当に光栄 特にチームを率いて参加できるのはうれしい」
「世界中の皆さんありがとう」
F16のデモフライトはイベントなどで人気がある一方、基地周辺の住民に騒音被害があるとして県と市はこれまでアメリカ軍三沢基地司令官などに中止を要請していました。