長野県内の4月の有効求人倍率は1.29倍で、3か月ぶりに前の月を下回りました。
長野労働局によりますと、4月の有効求人倍率は1.29倍で前の月を0.01ポイント下回りました。有効求人倍率が前の月を下回るのは3か月ぶりです。
産業別の新たな求人のうち製造業は、中国の景気が減速していることを受け、求人を控える動きが続いていて、去年の同じ月を0.7%下回りました。
製造業の求人数が前年同月比を下回るのは29か月連続です。
県内の雇用情勢については、「堅調に推移している」との判断を24か月連続で据え置きましたが、「物価上昇などが雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。