随意契約の政府備蓄米の販売開始を早める動きです。
アイリスオーヤマは、仙台などのグループのホームセンター2店舗での備蓄米の販売を予定より2日早めて5月31日から始めると発表しました。

31日から随意契約の備蓄米を販売するのは、アイリスオーヤマグループのホームセンターで、仙台市宮城野区大梶の「ダイシン幸町店」と千葉県松戸市の「ユニディ松戸ときわ平店」です。

どちらの店舗も、31日午前8時に整理券を配布し、午前9時から販売を開始するということです。

アイリスオーヤマでは、2022年産の備蓄米を1万トン購入し、このうち12トンが29日に宮城県亘理町の精米工場に届きました。

さっそく29日からインターネットで販売を開始し、店頭販売については、週明けの6月2日からとしていましたが「2日早めてあすから始める」ことを決めました。

価格は5キロ税込み2160円で、31日は95袋販売する予定です。

このほか、宮城県内では、石巻市の宮城商事が、来週末をめどに石巻市前谷地と塩釜水産物仲卸市場で5キロ税込み2000円で販売します。
また、いずれも日程や店舗は未定ですが、ドン・キホーテが5キロ2000円程度、サンドラッグが5キロ2160円、イオンが5キロ2138円で販売する予定です。
その他のスーパーなどでも販売される可能性があります。
玉置佑規キャスター:
「間もなく店頭でも販売される5キロ2000円台の備蓄米。街のみなさんはどのように思っているのでしょうか」
街の人:
「古米を食べているが、ちゃんと管理した中での古米、古古米だから十分いいと思う」
「食べられるならそれでいいかなという感じ。子どもも毎日ご飯をよく食べるようになって、ずっとご飯を炊いても足りなくて買っている。高いので困っています」「コメは学校の食堂で食べるので、家ではあまり食べない。ただ、学食のお米の値段が高くなっているのでそれはつらい」
「備蓄米は買わないです。きのう母がコメを買って、備蓄米よりは高くても、高いコメの方がおいしいと言っていた」
「ちょっと高くても新米を買いますね。高くても備蓄米よりは新米、去年のコメがいい」
「備蓄米でもみんな分からないって、おいしいか。白いご飯はおいしいと思う。どんな年代であろうと」