校舎のすぐ近くを移動していました。
29日夕方、青森市の大学敷地内でクマが目撃され、大学は看板を設置するなどして警戒を強めています。

倉島彩能 記者
「クマを目撃した大学職員によりますと、クマは大学敷地内にあるこちらの道路を左から右に横断していたということです」

29日午後5時半ごろ、青森市合子沢にある「青森公立大学」の敷地内で体長約1mのクマ1頭が目撃されました。

クマが目撃された場所は、大学の入口から教育棟などにつながる道路で、北から南へ横断していたということです。

学生は
「歩いて帰るときもあるので、怖いと思う。バスなど使って帰るようにしたい」

「帰る時間を早めにする」

市と大学は看板を設置したほか、30日朝から大学の職員がチラシを配り、学生に注意を呼びかけました。

市によりますと、これまでのところ被害は確認されていないということです。

青森公立大学 越谷英樹さん
「学生の安全は非常に大事なので、十分気をつけながら対応していきたい」

県内のクマ出没件数は5月20日現在、110件で前の年の同じ時期より28件増えていて、県は『ツキノワグマ出没警報』を発表して注意を呼びかけています。