文科省も休憩時間の確保を呼びかけ続けるが…
確かに、文科省は、休憩時間の確保について繰り返し学校側に指導しています。
去年(2024年)9月にも、質の高い教師の確保のための環境整備に関する中教審(中央教育審議会)の答申を踏まえ、心身ともにゆとりを持ち教育活動を行うことができるよう「休憩時間や継続した休息時間の確保」を全国の教育委員会に通知しました。
授業を担当していない時間に休憩時間を割り振ったり、担任外の教師も含めて給食指導を輪番制にしたり、教員業務支援員に休み時間の児童生徒の見守りを担ってもらったりするなどの取組を進めること。
※「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(答申)」(令和6年8月27日中央教育審議会)を踏まえた取組の徹底等について(通知)(令和6年9月30日付通知)
各学校は、こうした指導もあり、通常、休憩時間を設定して“は”います。多いのは、高校では昼食時、小中学校では放課後4時から45分、または昼休み20分と放課後25分というパターンです。