29日、桜島は6日ぶりに爆発しました。気象台は「山体の膨張は引き続き高止まりが続いている」として、注意を呼びかけています。

29日午後3時半ごろの爆発では、噴煙1500メートルの高さまで上がりました。桜島の爆発は今月23日以来6日ぶりです。灰は鹿児島市街地方面へ流れました。
桜島では今月12日に山体の膨張が始まり、今年はきょう5月29日までに260回の爆発・噴火が確認されました。99回だった去年1年間のおよそ2.6倍に相当します。

気象台は噴火警戒レベル3の入山規制を継続中で、「山体の膨張は引き続き高止まりが続いていて、今後も活発な噴火活動が継続する」とし、降灰を伴う噴火に注意を呼びかけています。
29日は、火山灰は火口から南西の鹿児島市街地方向に流れる見込みです。