■電気代はまず「契約アンペア」を見直そう 50Aから30Aに変更して年間約7000円お得に!

規制料金の値上げを表明
東北電力・北陸電力・中国電力
規制料金の値上げを検討
東京電力・四国電力・沖縄電力

家事アドバイザーの矢野きくのさんは「東京電力と契約している人は、契約アンペアを見直す方法もある」ということです。

どういうことなのか。
契約アンペアは一つの家で一度に使用できる電気量のこと。これを自分で決めることができます。

アンペア量は自宅のブレーカーのところに▼30Aは緑、▼40Aは灰色、▼50Aは茶色、▼60Aは紫といった色分けや、数字が書かれているところも多いそうです。

それぞれ基本料金があります。
▼30Aは858円、▼40Aは1144円、▼50Aは1430円、▼60Aは1716円
アンペアを変えれば基本料金が抑えられます。

ただ、デメリットもあります。ブレーカーが落ちる可能性もある。
例えば、真冬に部屋を暖めているという状況だと、暖房中のエアコン6.6Aを使い、その状況でご飯を炊いて13A、もう一品欲しいなと思って電子レンジ15Aを使うと、30A超えちゃいますから、ブレーカーが落ちてしまいます。

実際に、4人家族の方に契約アンペア見直した方がいましたので取材しました。数年前に50Aから30Aに変えたそうです。年間約6900円の節約になっているということです。
ただ、やはり4人家族ですから「最初は1か月に1回ブレーカーが落ちてました」いうことでしたが、人間に慣れるもので「娘がドライヤーを使っているから今は電子レンジはやめておこう」など工夫をするようになり、「今は2か月に1回ブレーカーが落ちる程度」です。

ホランキャスター:
朝の忙しい時間帯とか、ドライヤーしながら電子レンジ使っちゃうと「ブレーカーが落ちるからダメ!」みたいな、そういうルールみたいなのが家族でできると、ブレーカーが落ちる頻度がどんどん減っていくんじゃないですかね。

南波キャスター:
ブレーカーってやっぱりタイミングがあるじゃないですか。私は小学生の頃、野球選手を育成するゲームをやっていて、いいところまで来たんです。オールAの最強の選手ができる直前にバーン!とブレーカーが落ちまして、発狂しながら「お母さん!なんで!なんでだよ!」って抗議したことを思い出すぐらい。やっぱりブレーカーのタイミングもありますから、兼ね合いはあるとは思うんですけれど、当然節電にも繋がってくる可能性もありますし、電気代を抑えるという意味でも一つの手段として極端に30Aにしなくても、例えば60A→50Aや50A→40Aにする工夫でも、基本料金を抑えられるというところはありますね。

井上キャスター:
基本40Aとか50Aで設定されてる部屋が多いですしね。あとはこうやってエピソードトークで南波さんみたいに将来喋れるかもしれない。この4人家族のお子さんもこういうエピソードが今収穫できるっていうことかもしれないです。