冬としては7年ぶりの節電要請…。かなり寒くなってきましたが、皆さんは暖房つけていますか?
暖房を使わずとも暖かくなる「節電術」をご紹介します。
■室内なら1枚着ておけば十分!釣り用・登山用の防寒インナー

南波キャスター:
今注目されているのが2021年の冬に大ヒットした商品で、『Heyaルームブーツ』というワークマンの商品。まさに今実際履いているんですが、とっても暖かいです。スネの辺りまで覆えて中綿も入ってますから、ポカポカしています。軽くて、結構フィットするので歩きやすいです。
このブーツもそうですが、この冬はやはり電力を使わずに暖かくなるというのが大きなポイントになると思うので、専門家・防寒服の専門店を営んでいる寺田克弘さんに話を聞きました。

ポイントとしては、防寒インナーがあればそれ1枚で部屋だったら大丈夫だということで、大事なポイントは「透湿性」に優れたものを選ぶということです。
透湿性というのは、汗をかいたときにその湿り気を外に出すような機能が非常に優れているものだということで、例えばアウトドア用品のお店で売っているような釣り用・登山用などのインナーがあると、それ1枚着ているだけで部屋の中では充分だとおっしゃっていました。
もう1つ、足元は履き慣れたもので、特に厚手ではなくてもいいので二重に履くとかなり暖かくなるというふうにおっしゃっていました。
■カイロを貼るベストな位置は?
そして、やっぱり電気を使わずに温まるという意味でお供になりそうなカイロですが、貼り方によって温まり方に大きな違いがあるそうです。
ポイントは筋肉と血管です。

▼全身を温めるためには…
首をぐっと下げたときに首の後ろの骨が出っ張りますよね。そのあたりを基準に貼っていくといいということです。
メーカーの方に話を聞くと、首の周りには太い血管があるので、ここが温まると血流が良くなって全身が効率よく温まるということです。

▼特に寒い日は…
腰のちょうど背骨に沿うように左右に1枚ずつ、さらにそのすぐ下の仙骨の辺りに1枚貼るということですが、これはウサギの形に見えるので「うさぎ貼り」と言うそうです。
やはり腰の辺りも大きな筋肉が集まっているので温めると全身温まりやすいですし、特に仙骨のところに貼ると下半身の冷えに効果的だということです。

▼足に貼る場合は…
冬は指先が冷たくなる。そんなときはくるぶしの辺りに貼るといいそうです。
なぜかというと、やっぱり太い血管があるのでくるぶしの辺りを温めると指先まで温まるということです。

実際にこの効果を体感しているのが、熊崎風斗キャスターです。
熊崎キャスターは駅伝中継でバイクに乗ることが非常に多いのですが、駅伝は真冬にバイクに乗って冷たい風を浴びながら何時間も実況しなきゃいけない。
そんな熊崎キャスターも「くるぶしにカイロを貼って靴下で固定すると、これ最強です」というふうに話しています。
ホラン千秋キャスター:
肌に直に当たるように貼るってことですか?
南波キャスター:
靴下の上に貼ってさらに固定する。
井上キャスター:
中敷タイプのカイロもあるじゃないですか。あれよりもくるぶしに貼った方がいい?
南波キャスター:
もちろんそれでも効果的だと思うんですが、くるぶしのあたりは血管が集まっているので血流も良くなって効果的だというメーカーのお話です。