政府は7年ぶりに冬場の節電を要請。今、電気を使わない防寒グッズが大人気なんです。中古店では電気を使わない暖房器具の需要が高まるとみて、石油ストーブなどを積極的に買い取る動きが。
■定番になりつつある「着る毛布」
電気料金の値上がりが気になるなか、この冬の節電要請が出されることが、1日に決定。

西村康稔経済産業大臣(1日)
「依然として電力需給は厳しい状況にあることを踏まえまして、無理のない範囲での節電・省エネにご協力をお願いしたい」
冬場の節電要請は7年ぶりのことで、2022年12月から2023年3月までが要請期間となります。
政府は、具体的な数値目標は設けず「無理のない範囲での節電」を求めています。
自宅での節電について、街で聞くと…
「電気ケトル使わずに(ガスで)お湯を沸かす」
「電子レンジのコンセントすぐ抜いています」
「各家で暖房使わないっていうのも、なかなか冬になると難しい」
西村大臣が具体例をあげています。

西村康稔経済産業大臣(1日)
「例えば、重ね着などをして室温を下げること。使っていない部屋の照明を消すこと。お湯の出しすぎに注意する」
着るもので体をあたためて暖房の温度を下げる。
ハンズ銀座店では、防寒用のウェアやグッズのコーナーが設けられています。
室内向けの“電気を使わないあったかグッズ”が充実。
定番になりつつある「着る毛布」は…

ハンズ銀座店ヘルス&ビューティ担当 宮本翔子さん
「(グリュック着る毛布 ミディアム丈5390円は)肌触りもチクチクしませんし、デザイン性もかわいくて、スーパーなどは普通に行けてしまいます」
ツイードチェックの洋服型毛布は、ふんわり軽いのにあたたかいのが特徴。
実際にスタッフが着用すると…
Nスタ
「ボタンも上までしめることができるので、首元もあたたかいです」
同じチェック柄のルームシューズ(グリュック ぽかぽかショートブーツ2178円)は、ショートブーツ型で足首までスッポリ。ほかにもピンポイントで足首や手首、首元をあたためるアイテムが人気だといいます。

Nスタ
「指先が出ているので、おうちの中でデスクワークされる方にも、とてもいいのではないでしょうか」
ハンズ銀座店ヘルス&ビューティ担当 宮本翔子さん
「電気を全く使わないので、着るだけであたたかくなりますし、何も準備が必要ないという手軽さもお客さまから好評を得ているところだと思います」

「シルクのしっとりマスク&ネックウォーマー」は寝るときに着用するあったかグッズ。顔までカバーしますが、通気性が良く、睡眠の邪魔にはならないということです。
節電にもつながる、室内での厚着。
街で聞くと…
「めっちゃ着こみます。家でもすごいモコモコ着て過ごしています」
「室内は少し厚着をしようかと思ってます」