「大学生になれるのかな…」ビザ申請しようとした矢先

米大学に入学予定の山本綾音さん(19)
「トランプ政権やアメリカの留学生に対する動向が厳しくなっているのはニュースで追っていたが、ここまで自分の身近なものになるとは正直思っていなくて、すごく驚きました」
先週、インターナショナルスクールを卒業したばかりの山本さん。8月にアメリカの大学に入学する予定で、5月中旬に必要な書類が揃い、ビザを申請しようとしていた矢先だったといいます。
山本さん
「私は海外に住んだことが一度もなかったので、ただでさえ不安な状況に、さらにどうなるかわからないという不安が重なり、本当にこの先、大学生になれるのかなという不安が一番大きいです」
山本さんは、すでに入学金5000ドル(約72万円)を払い終え、現地に向かう航空券もおさえていました。仮にビザが下りなければ、今からでも受験できるオーストラリアなどの大学を受ける可能性もあると言います。
山本さん
「すごい悩んで決めた大学なので、無事に学生ビザが通って、大学生活が送れることが一番の願いです」