新たな措置 “学生ビザ新規面接停止” 

ルビオ国務⻑官は、学生ビザを取得するための新規面接を一時停止するよう各国のアメリカ大使館に通達しました。背景にあるのは、イスラエルのガザ攻撃に対し、アメリカの大学で拡がった抗議デモです。

こうした動きを「反ユダヤ主義」とみなし、取り締まりを強化しているトランプ政権は留学希望者のSNSの投稿履歴を調べるなど、審査を強化することを検討しています。そのため、新たな審査の方法などが決まるまで、ビザ取得のための面接を一時停止するというのです。

アメリカ国務省 ブルース報道官
「我々は入国してくる人物を審査するプロセスを非常に重視していて、今後もそうするつもりだ」

「学生であろうとなかろうと入国する人物を見極めるため、あらゆる手段をとる」と強調しました。

措置が実施されれば、アメリカの大学を目指す日本の学生への影響は避けられそうにありません。