「どこに相談すれば...」悩んだときの2つの窓口

加賀谷医師によりますと、「男性の1% 女性の0.1%がアルコール依存症」というデータもあるといいます。これを広島県に当てはめると「県内で約1万2千人がアルコール依存症」ということになります。しかし、実際に通院などの措置を取れているのはごく一部だということです。
これについて加賀谷医師は「1人で抱え込まずに、遠慮せず相談してほしい」と話しています。
アルコール依存症は「意思が弱い」ではなく、意思に反してアルコールを欲する状態。自力で解決するのは非常に困難です。相談が遅れると家族までもが孤立しているような感覚に陥ってしまいます。そうなる前にどこに相談すれば良いのか。
まずは医療機関です。広島県が指定する「依存症専門医療機関」では、医師によるカウンセリングの後に「投薬治療」から「教育入院」まで、適切な措置を受けることができます。
【よこがわ駅前クリニック】
広島市西区横川町2丁目7-19 横川メディカルプラザ6階
(082)294-8811
□広島県依存症専門医療機関に選定