プロ野球のヤクルトを引退した内川聖一さんが2日、広瀬知事を表敬し、「今後は野球で大分に恩返ししていきたい」と抱負を述べました。

大分市出身の内川聖一さんは2年間所属したヤクルトを最後に今シーズン限りでプロ野球からの引退を決めました。

内川さんは2000年に大分工業から横浜ベイスターズに入団。ソフトバンク移籍後も両リーグで首位打者を獲得、WBCでも世界一に貢献し、通算2186安打と稀代のヒットメーカーとして活躍しました。

内川さんは22年間応援してくれた県民に感謝の言葉を述べ、「今後も野球で大分に恩返ししていきたい」とあいさつしました。

このあと、通算2000本安打達成を記念して作った金のバットを知事に贈りました。

(内川聖一さん)「早く大分県民のみなさんにお礼を伝えたいという思いで訪問させてもらった。子どもたちとたくさんふれ合いたいという希望を持っているので、どのような形で貢献できるのかこれから楽しみにしておいてもらえるとうれしい」

内川さんは今後、解説などの仕事に携わりながら野球界に関わっていきたいと話しています。