鹿児島県は、鹿児島湾で発生していた赤潮の警報を28日午後、解除しました。
県水産技術開発センターによりますと、鹿児島湾の赤潮は、今月19日に垂水市の牛根漁港で最初に確認され、県は今月22日、赤潮警報を発表していました。
その後、今月27日の調査で、鹿児島湾内で赤潮による着色域は確認されず、原因となるプランクトン「ヘテロシグマアカシオ」の数も大幅に減少したということで、28日午後、赤潮警報を解除しました。
今回の赤潮による漁業被害は報告されていません。
県は、今後も漁業被害が起こる可能性は低いとみていますが、養殖業者らに対して、引き続き、海の状況を注意深く見守るよう呼びかけています。