若い人たちに政治に関心をもってもらおうと、阿久根市の高校で、選挙の出前授業がありました。

この出前授業は、阿久根市の選挙管理委員会が鶴翔高校で開いたもので、今年度、18歳を迎え、選挙権を得る3年生74人が参加しました。

最初に、投票できる権利や投票用紙の書き方を学んだ生徒たちは、県知事選挙が行われ、3人の候補者がいる想定で、模擬投票を体験しました。
その後、開票の手順を見学し、当選確定までの流れについて学びました。

「思ったより簡単で、安心しました」

「模擬とは言え、初めてだったので、すごく緊張しました。私たちの声をちゃんと聞いてくれる人に投票したい」

(鶴翔高校 砂泊豊教諭)「しっかりと将来のことを考えて、今後も投票していってもらえれば」

鶴翔高校では、7月20日の投開票が有力視されている参議院議員選挙で、22人の生徒が選挙権を得るということです。