日銀福島支店は、5月の福島県内の景気について「足踏みしている」として、7か月連続で判断を据え置きました。

日銀福島支店は、5月の県内の景気について「足踏みしている」として、去年11月以降、7か月連続で判断を据え置きました。

個人消費では、主要な小売業の販売額が前の年を上回ったほか、円安の影響でインバウンドが好調だったことなどから観光施設や宿泊施設への入込みが緩やかに回復しました。また、生産では海外経済の持ち直しを受けて一部の機械部品で増産の動きが見られる一方で、自動車関連などで弱めの動きがみられるとしています。

日銀福島支店は先行きについて、「物価上昇の個人消費への影響や、各国の通商政策の展開に伴う生産などへの影響に注意する必要がある」としています。