産業ガスや物流・食品事業などを手掛ける企業が、半導体関連の拠点施設を熊本県内に新設しました。

エア・ウォーター 松林良祐社長「お客様の新たな課題は何なのか、新しいニーズがどこにあるのかというのを最前線で見極める拠点に成長してほしい」

熊本県菊陽町と大津町にまたがるセミコンテクノパークから約500メートルの場所に開所したのは、大阪に本社を置くエア・ウォーターグループの熊本事業所です。

この事業所は半導体製造に欠かせないガスや化学品をはじめ、メンテナンス材料などを集めた施設です。

投資額は11億円で約3万4500平方メートルの敷地に事務所棟や危険物倉庫などが並んでいます。

半導体関連企業を総合的にサポートすることで需要の拡大を見込んでいて、今後は産業ガスの製造プラントの新設や倉庫などの設備増強も検討するということです。