「名字」のフリガナ 変える場合は家族会議を!

高柳キャスター:
また、今回は「名字」のフリガナも確認が必要です。

例えば、「山崎=ヤマサキ」さんに、「ヤマザキ」と書かれた確認はがきが送られてきたとします。この場合、名前と変更方法は違うのでしょうか?

TBS報道局 社会部 藤本大揮 記者:
名字の場合は「戸籍筆頭者のみが変更可能」となっています。

ただし、戸籍筆頭者が勝手に読み方を決めてしまうと、家族全員の名字の読み方が変わってしまいますので、必ず家族会議をした上で、届け出をしてください。

出水麻衣キャスター:
例えば、「山崎=ヤマサキ」さんが「ヤマザキ」にフリガナを変えた場合、パスポートなども取り直さないといけないのでしょうか。

TBS報道局 社会部 藤本大揮 記者:
フリガナを変える届け出をしてしまうと、パスポートはじめ、カタカナ読みがすでにできている名義は、全て変更が必要になってしまいます。

井上貴博キャスター:
勝手に変えてしまうと「親父、聞いてないよ」なんてことになってしまいますね。

高柳キャスター:
素朴な疑問がたくさん出てくると思いますが、不明な点があった場合、どうしたらいいですか。

TBS報道局 社会部 藤本大揮 記者:
不明な点があった場合、法務省が開設している「振り仮名のコールセンター」に問い合わせをお願いします。

【振り仮名コールセンター】
0570-05-0310
平日・午前8時半~午後5時15分まで

井上貴博キャスター:
こういった制度が変わると、必ずと言っていいほど詐欺が発生・横行します。

保証金や手数料は全く必要ないということを覚えておいてください。

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<プロフィール>
馬渕磨理子さん
経済アナリスト
日本金融経済研究所代表理事
“日本一バズる”アナリスト
様々なお金の話をわかりやすく解説

藤本大揮 記者
TBS報道局社会部
法務省・検察庁担当
読みは「ダイキ」ではなく「ヒロキ」