元号「令和」の文字を書いた書家が姶良市の小学校で書道教室を開きました。

姶良市の漆小学校を訪れたのは書家で元内閣府職員の茂住菁邨さん(69)です。

茂住さんは2019年、新元号が発表されたとき、当時の菅官房長官が掲げた「令和」の文字を書いたほか、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんに贈られた国民栄誉賞の賞状を書きました。

書道教室に参加したのは3年生から6年生までのおよそ20人です。

「自分の好きな漢字」というお題に対し、茂住さんが書いた手本に習って筆で丁寧に書き進めていました。そして、色紙に押すためのハンコを手作りし捺印して完成させました。

「楽しい。家に飾ろうと思う」

「先生がどこでもよいと言ったので、ハンコをここに押した(うまく)できたと思う」

(書家 茂住菁邨さん)「みなさんに楽しんでもらいたい。子どもたちが面白い、楽しいなと伝えたいと思ってやってきた」

子どもたちは書道を通して字を書く魅力を感じていたようです。