生活に必要な備えを明確にする! 

一切ライフラインを使用しない生活を体験 
まずは、自宅内で時間帯を決めて朝7時から夜7時まで始めてみる。 
災害を疑似体験すると生活に必要な備えが明確化。 



ライフラインの復旧まで

首都直下地震に係る 被害想定手法について 内閣府(防災担当)作成資料より

大規模な災害はライフラインが途絶し、生活に大きな支障がでます。
被災地では、自宅は無事なのにライフラインが使えず、避難所で暮らすという人も。
しかし、事前にライフラインの代替品を備えておけば負担も軽減されますし、自宅でも継続して生活することが可能です。

考えて備える・考えて使う

・飲料
 ウォーターサーバーの用意、冷凍庫の氷の活用、水以外の飲み物の数量を確認
・食事
 自宅にある食材を無駄にしないよう心掛ける
 カセットコンロとカセットボンベを備蓄し、
 普段通りの食事ができるように調理方法を考える
 食べる順番は
 (1)冷蔵庫の物 ⇒(2)常温保存食材 ⇒(3)非常食
・明かり
 ランタン、ヘッドライト、足元灯など
・トイレ(断水に備えて)
 災害用トイレ、大量のティッシュペーパー、抗菌剤や消毒液
・その他あると便利なもの
 ワンタッチテント、寝袋、ソーラーパネル、蓄電器、ウエットタオル、給水袋、
 災害用浄水器、掃除用具、ブルーシート、補修テープなど


プラス・アドバイス!

日頃からの訓練や備えが命を守る
この経験をしておくとメンタルも強くなり日常のちょっとした停電や断水でも慌てず対処することができます


アドバイザー

国崎信江
(危機管理教育研究所代表)


国の防災関係の委員や自治体の防災アドバイザーを多く務めるほか、被災地の支援活動を通じた災害の実態から生活者の視点で防災を研究。