本格的な山菜採りシーズンを迎え、青森県平川市の葛川地区に遭難の未然防止や発生時の迅速な対応に向けて5月23日、臨時交番が開設されました。
臨時交番は黒石警察署が山岳遭難防止の呼びかけと、遭難発生時の迅速な対応に向けて山菜採りが本格化するこの時期に毎年設置しています。
葛川地区は多い時で1日に約300人が山菜採りに訪れる人気スポットで、去年は3件の遭難が発生しました。
いずれも70代以上で救助されて無事でしたが、携帯電話を持っていなかったということです。
黒石警察署 對馬勝治 署長
「入山する際は食料や携帯電話 できれば自分をアピールするための目立つようなタオルなどを持参して入山してもらいたい」
葛川臨時交番は山菜採りシーズンが終了する来月下旬ごろまで開設されます。