鹿児島県は、老朽化が進む北ふ頭の旅客ターミナルの改修を決めていますが、国の事業を活用し、今年度から設計、整備に入ります。

県は、増加する国際クルーズ船を北ふ頭で受け入れるため、老朽化が進む旅客ターミナルを改修し、これまで船内などで行っていた税関や出入国管理を行う場所として利用する方針です。

23日は鹿児島市の本港区エリアのまちづくりについて考える会合があり、県は、ターミナルのトイレの洋式化から着手し、空調設備やスカイデッキなどを順次整備する方針で、経費の3分の1以内が国から補助されることなどを報告しました。

県は、「乗客のスムーズな移動により出入国にかかる時間も軽減でき、利用者の増加が期待できる」として、にぎわい創出につなげたいとしています。