高止まりするコメの価格が家計を直撃するなか、コメ政策のトップだった江藤拓農林水産大臣が「私はコメを買ったことがない」「売るほどある」と発言。辞任に追い込まれる事態となりました。この危機に石破茂総理が農水大臣を託したのは、小泉進次郎氏。小泉氏は早速、来週予定していた備蓄米の4回目の入札を中止とし、備蓄米の放出先について入札を経ずに決める「随意契約」を検討しています。

 小泉氏を起用することで今後、コメの価格は下がるのでしょうか。元農水官僚のキヤノングローバル戦略研究所・山下一仁研究主幹と、ジャーナリスト・武田一顕氏の見解などをまとめました。