ロダンの彫刻が金属類回収令の対象に…

大きな危機の一つは、「金属類回収令」でした。銅像は原則、回収となり、美術館のロダン作品も対象に。その中で、文部大臣あてに除外の申請をするなどして、大切な美術品を守ってきたことが紹介されました。
(講演会の参加者)
「事細かに日誌をひも解かれて聞かせてくれて、非常におもしろかったです」
(大原芸術財団特命上席研究員 𠮷川あゆみさん)
「作品が伝わってきたその歴史というものにも思いをはせていただくと、何かもっと作品が生き生きとしたものに生きたものに見えてくるのではないかなと思います」
年は戦後80年の節目の年。戦争により絵画も疎開を強いられたことなどを改めて考えさせられる講座でした。