さつま町の公用車に設置されたカーナビで、NHKの受信料の未払いがあったことが分かりました。

さつま町によりますとNHKの受信料の未払いがあったのは町のバスや消防車など公用車16台のカーナビで、期間は最長で2009年からのおよそ16年間、金額はあわせておよそ170万円です。

ことし5月上旬にNHK鹿児島放送局から確認の連絡を受け町が行った調査で発覚し、きのう22日の町議会で報告されました。

町は「テレビの見られるカーナビごとに支払いの必要があることへの認識不足だった」としていて、今後、未払い分を支払うとしています。

NHKのホームページによりますと、受信料はNHKの放送が見られるスマートフォンやカーナビなども対象で、自治体や事業者は受信機ごとに契約が必要です。

ただし、一般家庭の場合は契約が世帯単位のためテレビやカーナビなどを複数台所有していても契約は1件となります。