暑さが本格化する季節、熱中症対策としてこまめな水分補給は非常に重要です。しかし、何気ない飲み方が思わぬ健康リスクを招くこともあります。専門家に正しい水分補給の方法と、知っておきたい「ペットボトル症候群」の危険性について話を聞きました。
今夏の平均気温は平年より高い見込み
(街の人)「毎朝、めっちゃ暑い」「絶対に運動する時、2リットルの水を飲み干すようにしています」「食べ物をまんべんなく食べるように気をつけています」

気象庁が発表した3か月予報では、今年の夏の平均気温は全国的に平年よりも高くなると見られています。厳しい暑さで警戒したいのが熱中症です。
161人の園児が通う大分市のえのくま幼稚園。登園後には園庭で遊ぶ時間を設けています。暑さが増すこの時期、園では水分補給の時間を作り、子どもたちの様子をチェックしています。

また、去年からは気温や湿度をもとに「暑さ指数」を測定する機械を導入。数値が高い場合には外での活動を中止するなど細心の注意を払っています。
長田文生園長:
「子どもや高齢者の熱中症のリスクは高いといわれていますので、預かっている以上、安全な保育環境を維持することに努めています」