夏に行われる参議院議員選挙を前に、高知大学で選挙についての出前授業が行われました。

県選挙管理委員会は、若者に選挙への理解や関心を深めてもらおうと、出前授業を行っていて、22日は、高知大学の学生およそ100人が参加しました。県選挙管理委員会によりますと、2024年の衆院選の投票率は10代が32.76%、20代が26.21%となっていて、50代以上の世代の半分ほどだったといいます。学生たちは模擬投票も行い、候補者の演説から用紙の受け取り、記入、投票までの流れを体験しました。

(参加した学生)
「難しい書類があって難しいのかなと思っていましたが、名前をちゃちゃっと書いて、すぐに投票箱に入れるだけだったので、すごく簡単で、(選挙への)考え方が変わりました」

(参加した学生)
「若者向けの政策にしてもらうためには、私たちが投票にいかなければならないなと感じました。“白票”でも行って、何かしらの自分の意思を伝えられたらいいなと思います」

(参加した学生)
「情報をしっかり自分の中で取捨選択して、誰に投票すればいいのかを考えたいと思います」

県選挙管理委員会は、今後もこうした授業を続けていくことにしています。