青森県弘前市の高齢者を対象に、官学が連携した健康診査がはじまりました。2016年度に始まった10年間の追跡調査で、「健康状態」と「認知機能」の関連を調べています。
「弘前市いきいき健診」は、認知症の予防や治療方法を確立しようと、市と弘前大学が2016年度から共同で取り組んでいます。
65歳以上の高齢者を対象に、2年ごとの追跡調査を10年間にわたって実施するもので、今年度はこのうち950人が健診を受けます。
22日は、櫻田 宏 市長が視察に訪れ、17の検査ブースのうち味覚や歩行などを体験して取り組みの実施状況などを確認しました。
弘前市 櫻田宏 市長
「弘前大学の研究が『健康都市弘前』の実現と合わせて、短命県返上の都市になるように一緒に取り組んでいきたい」
「いきいき健診」は5月26日まで行われます。