世界自然遺産・白神山地へ通じる「白神ライン」が、当初の予定より約1か月遅れで開通しました。ただ、人気スポットの「暗門渓谷ルート」は、まだ雪が多く。開通のめどが立っていません。

22日正午に通行止めが解除されたのは、県道28号「岩崎西目屋弘前線」通称『白神ライン』です。

“豪雪”のため、当初の予定より約1か月遅れでの開通です。今回は、「砂子瀬ゲート」から「アクアグリーンビレッジANMON」までが通れるようになり、その先の「暗門渓谷ルート」や「津軽峠」は、まだ安全確認ができておらず通行止めとなっています。

22日は東京や神奈川県からも観光客が訪れ、アクアグリーンビレッジANMON周辺で木漏れ日や川のせせらぎを楽しみ、世界遺産・白神山地の魅力に触れていました。

観光客は
「暑すぎることもないし、すごくグリーンもさわやかですよね。気持ちいいです」

「開通するというので楽しみに来ましたが、ちょっとがっかり。また改めて来ようと思います。(遊歩道が)直ったころにまた来ます」

村は現時点では、ブナ林散策道は5月30日に開通を予定していますが、人気スポットの暗門渓谷ルートはまだ雪が残っているため、開通のめどは立っていないとしています。