人工衛星を活用したコメ作りに取り組む大分県玖珠町で「宇宙米」と呼ばれる新たなブランド米の苗植えが行われました。

22日植えられたのは玖珠町の新たなブランド米「くす天空の輝き」です。

町ではヨーロッパの研究機関が持つ人工衛星を活用し、稲の成長を分析する取り組みを3年前から行っています。これにより肥料の量や刈り取り時期を適切に判断することができ、品質の高いコメの安定した収穫が期待されます。

2年間の試験期間を経て、今年から本格的な生産を始めることから、22日は関係者15人が参加して新たなブランド米の苗植えを行いました。

(玖珠町農林課・芝原祐亮主事)「今年の秋の販売に向けてやっとスタートできました。よりおいしいおコメを食べていただきたいです」

関係者は「玖珠米のさらなるブランド化を図り、農家の所得向上につなげたい」としています。