初夏を迎えるなか、青森市では高校生が氷と格闘して涼し気な「氷の彫刻」を掘り上げました。
青森山田高校の調理科では、調理師に必要な感性を養ってもらおうと毎年、氷を使った彫刻実習が行われています。
22日は、あいにくの雨のため、日が差す外ではなく室内での実施となりましたが、実習に臨む2年生52人の表情は晴れ晴れとしています。
新井宇輝 アナウンサー
「生徒たちは4つの道具を駆使して氷を削ってエンゼルフィッシュを作っています」
生徒たちは、2人1組に分かれると約30kgの氷を専用の「のこぎり」と「のみ」を使い分け、じわじわと解け出す氷に悪戦苦闘しながら1時間ほどかけて美しいエンゼルフィッシュを掘り出しました。
参加した生徒
「楽しいです!のこぎりでいらない所を切るのが一番難しいです」
「40点ですかね…。しっぽがなくなっちゃったので…」
生徒たちの作品は、市内4つの小学校で展示されるということです。