統合が進む“事情” 「交番の大型化」とは

熊本県警は、2019年から「交番の大型化計画」を進めています。今回の統合の理由としては2つの交番の「老朽化」を挙げていますが、「対応の強化」もあると説明しています。

県警が「大型化」を進める背景は、人口の分布や犯罪の手口が変化する現状に「限られた人員で対応すること」。

例えば人口が増加する菊陽町では2025年3月、津久礼(つくれ)駐在所を『交番』に格上げし、勤務する警察官も2人から6人に増やしました。

また、防犯カメラの映像や携帯電話の分析を専門に行う部署の新設や、「トクリュウ」対策への人員の増加なども打ち出しています。

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