2027年4月の開設が目指されている、青森県内で初めての「公立の夜間中学」についてです。青森市の西 秀記 市長は、設置場所を青森駅周辺にある既存の施設を中心に検討する方針を示しました。

青森市は22日に総合教育会議を開き、十分な義務教育が受けられなかった人などが学び直せる「公立の夜間中学」について協議しました。

夜間中学を巡っては、2025年2月に青森市で民間主導による「自主夜間中学」が開設されましたが、現在のところ県内で公立の中学はなく、2027年4月の開設が目指されています。

その設置場所について、西 秀記 市長は県内全域から生徒を受け入れることを想定し、青森駅周辺にある既存の施設を中心に検討する方針を示しました。

青森市 西秀記 市長
「青森駅から比較的近いエリアになっていくのではないかと考えています。新たに建てるのは、費用的に無理ですので既存の施設のなかで使えるところを見つけて使っていく」

市は、国や県と連携しながら夜間中学の具体的な設置場所や運営方法などを検討する方針です。