早くも全国初の「猛暑日」観測

一方、21日は広範囲で季節を先取りした真夏のような一日に。

22日の石垣島の最高気温は30.9度。沖縄県八重山地方ではことし全国初となる「熱中症警戒アラート」が発表されました。

30度以上の真夏日を観測したのは、全国216地点と今年最多になりました。各地で今年最高気温が相次ぎました。

新潟市で出会ったのは、さんぽ中の「リスザル」です。この暑さ、大丈夫なのでしょうか?

リスザルと散歩する夫婦
「熱帯地域の動物なので、あったかいのはうれしいと思います」

――涼しそうな格好ですね?
「めっちゃ暑いです、僕は」

全国で最も暑かったのが、岐阜県飛騨市の神岡です。最高気温が35度に達し、2025年全国初の猛暑日に。2024年に比べて22日早い初の猛暑日となりました。

早くも熱中症への警戒が必要なシーズン。いま、その対策として飛ぶように売れているのが、熱中症対策に特化したこちらの日傘。

4月の出荷数は、2024年の4.5倍以上で、ここ数日はさらに売り上げが伸びています。特殊な生地で熱をさえぎり、普通の日傘より傘の内側の温度を平均19.7度下げるといいます。

i.D 堀井昭一 代表
「外回りされる営業の方とか、外で作業される方とか。ちょっとしたことでも熱中症になってしまうので、ご使用していただけたらと思っています」

関東から西では、暑さは22日まで続く見込みですが、週末は暑さがおさまりそうです。25日、東京の予想最高気温は18度と気温の変化が大きくなるため、体調管理に注意が必要です。