九州北部の梅雨入りはいつになるのか?真夏日から一転、21日は大分県内全域で雨の一日となりました。

21日の県内は前線に向かって湿った空気が流れ込んだ影響で、朝から雨となりました。午後5時までの24時間雨量は竹田市で55.5ミリ、日田市椿ヶ鼻で53.5ミリ、由布市湯布院で46ミリなどとなっています。

九州南部では5月16日に統計史上初めて、全国で最も早い梅雨入りとなりましたが、九州北部の梅雨入りはいつになるのでしょうか?

(気象予報士・若林菜友さん)「九州南部が梅雨入りした時の天気図では、日本の南の海上にある高気圧の張り出しが強くなり、前線が押し上げられました。この先、あすからはいったん高気圧の勢力が弱くなって、前線が九州の南に停滞する傾向です。このため九州北部の梅雨入りは平年並みの6月上旬となりそうです」

22日の県内は、明け方まで雨や雷を伴うものの午後には回復する見込みで、日中の予想最高気温は佐伯で29度まで上がり、真夏日に迫るところもありそうです。