「今年の酒米平年の6割程度しか確保できず」
車多会長にによりますと、昨年度生産された県産酒米の価格は前年のおよそ1.4倍にまで上昇していて、今年の酒造りに使う酒米の量は平年の6割程度しか確保できない見込みだということです。

県酒造組合連合会・車多一成会長「これから食用米に生産が移行することが予想されるので、数量も減る上に、価格が上昇する負のスパイラルに陥る可能性が高い」

菊姫合資会社・喜本卓哉製造部長「(日本の伝統的酒造りは)ユネスコの無形文化遺産に選ばれている大事な日本の文化でもある安定価格・安定供給を望んでいる」
終わりが見えないコメの価格高騰。生産者の不安は今後拭えるのでしょうか。