この時期、部屋に入ってきて、触ると何とも言えないくさ~い臭いで人間を悩ませる昆虫「カメムシ」。今年は各地で大量発生が報告されています。

別名「クサムシ」「ヘコキ虫」岡山では「はっとうじ」と呼ばれることも


そのカメムシを、「離れたところから捕まえられる便利グッズ」が全国的な話題となっています。

その捕獲器をPRするイメージソングが完成しました。手がけたのは、かつて岡山出身のメンバーで結成された、伝説のバンドのメンバーです。

■「Oh!ぱっくりん」を歌うのは・・・(ぜひ動画で聴いてください!)


(♪「Oh!ぱっくりん」)
「ぱっくりん~ぱっぱっくりん」

耳に残る印象的なフレーズ。伝説のロックバンドのメンバーが、この画期的な商品のために作ったイメージソングです。


その商品は、人間を悩ませる「カメムシ」をキャッチするためのものです。

※注 別の写真で赤いモフモフを着けていた方と同一人物です


(亀山哲彦さん)
「今年はすごく多い、というのがニュースでも取り上げられていて、うちもナスビとトマトですかね、そこにびっちりいるんですよ」


楽曲を手掛けたのは、岡山市出身でシンガーソングライターやベーシストとして活動する、亀山哲彦さんです。


(亀山哲彦さん)
「今度展示会があるんだけど、じゃあ曲を作ったほうが面白いんじゃない、じゃあやりましょう、じゃあCDまで作っちゃったらどうなのかな」

■歌の題材となったのは、画期的な商品「ぱっくりん」!


そのグッズは、島根県出雲市の木材会社が開発しました。


(BSS山陰放送 三宅純人記者)
「カメムシを捕獲するために、現れた救世主が?」

専務が着ている青いシャツ 亀山さんとお揃い!

 
(浜村木材 浜村拓志 専務)
「ぱっくりんです」

マジックハンドのような形をしたカメムシ対策グッズ、その名も「ぱっくりん」です。

かめむしが あらわれた!(どうやらにせもののようだ)
かいしんの いちげき!
でも、つぶれないところがやさしい!
隙間をあけつつ折りたたんで
そのままゴミ箱へトス!それが「ぱっくりん」


棒の先についた粘着テープでカメムシを捉え、パクっと閉じていやーな匂いをシャットアウト。触らずに捕獲できる画期的なグッズです。

開発のきっかけは、出雲へ嫁いだ専務の妻が大の「カメムシ嫌い」だったことだといいます。


(浜村木材 浜村拓志 専務)
「一人でカメムシを捕まえることができないかなと、それも離れた所から捕まえることができないかな、ということを考えて」

ところが開発の途中で変化が。


(浜村木材 浜村拓志 専務)
「最初は妻は、全くカメムシに近づくこともできなかったんですけど、この8年で非常にたくましくなりまして、今では自分でガムテープで捕ることができるようになってしまった」