きょう(20日)は東京都心で今年初めて30度を超えるなど全国210地点で真夏日となりました。そんな中、東京都は熱中症対策として今年の夏「水道基本料金をタダにする」と発表しました。その狙いは?

都内で今年初の真夏日 熱中症も

「五月晴れ」。5月のすがすがしい気候を思い浮かべますが、そんな季節の言葉とはほど遠い一日でした。

山梨県では朝から気温が上昇。甲府市は最高気温31.3℃、大月市は20日国内でもっとも暑い34.2℃で猛暑日一歩手前でした。

街の人
「今から思いやられる」
「暑いですね。でも林業をやっているので余裕は余裕ですね」

余裕と話す人もいましたが、30℃以上の真夏日を全国210地点で観測しました。東京都心は2025年初の真夏日です。

街の人
「(ファッションポイントは?)洗濯しやすいもの。汗をかいても気にならない」

一方、真夏日となった高知県四万十市で、サイクリングを楽しんでいた人は...

大阪から自転車で旅行
「大阪からきました。脱ぎたいくらい。長いズボン、裏起毛なんです」

夏本番のような暑さ、注意が必要なのが熱中症です。

大分市の公園で行われた園児100人が参加した遠足。最高気温は27.4℃のため、休憩時間を増やしつつ、予定より30分早く切り上げるなど、暑さ対策をとりながら行われました。

園児
「つかれた」
「暑いです」


「子どもが熱中症にならないか心配になります」

20日は熱中症とみられる患者も相次ぎました。都内では午後9時時点で25人、長崎県でも2人が病院に搬送されています。

また、愛知県豊田市では80代の男性が熱中症の疑いで病院に搬送され、死亡しました。ビニールハウス内で倒れていたということですが、最高気温は32℃と、今年一番の暑さになっていました。