20日は大分県内各地で今年1番の暑さとなりました。県内8つの観測地点で最高気温が30度を超えるなど真夏日を観測しました。
最高気温27.4度を観測した大分市の平和市民公園では、千代町幼稚園の歓迎遠足が行われ、年少から年長の園児100人と保護者が参加しました。
暑くても子どもたちは元気いっぱい。ただ、幼稚園では日陰での休憩時間を増やしたほか予定より30分早く切り上げるなど暑さ対策をとりました。
(園児)「鬼ごっこが良かったけど綱引きも楽しかった」「つかれたです」「暑いです」
(保護者)「子どもが熱中症にならないかなって心配になります」
20日の県内は南から流れ込む暖かい空気と強い日差しで午前中から気温が上昇。日田市で32.9度、豊後大野市犬飼で32.2度と真夏日になるなど、県内11の観測地点で今年の最高気温を更新しました。
県内で最も暑くなった日田市では、20日からアユ漁が解禁。三隈川に注ぐ支流の大山川ではアユ釣りを楽しむ人の姿がみられました。
(釣り人)「やっと解禁になったという楽しみがあって、魚もこんな風に釣れて本当うれしいです」「昼前ですけど結構暑いですね。もうだいぶ暑いです。熱中症に気を付けて釣りをしたい」
県内は国東市武蔵以外の観測地点で25度以上の夏日、8つの地点では30度以上の真夏日を観測するなど蒸し暑い一日となりました。しかし、21日からは一転、午後は広い範囲で雨が降り局地的に激しく降る見込みです。