大分市今津留の国道交差点で20日午前、緊急走行中の白バイが車と衝突し、白バイの男性隊員（40代）が肋骨を折る大けがをしました。県警交通機動隊の大島丈伸副隊長は「緊急走行中でも事故を起こさないのがプロ。再発防止に努めます」とコメントしています。

【写真をみる】事故を起こした白バイと車　事故直後の現場の様子、隊員を見守る通行人ら

警察によりますと、20日午前7時40分すぎ、大分市今津留にある国道197号の交差点で、緊急走行で直進していた白バイと右折してきた乗用車が衝突しました。

この事故で、白バイを運転していた県警交通機動隊の40代の男性隊員が市内の病院に運ばれ、肋骨を折る大けがをしました。車を運転していた20代の女性にけがはありませんでした。

白バイは当時、交通違反車両（バス専用レーンの通行帯違反）を発見し、緊急走行で追跡していたということです。

県警交通機動隊の大島丈伸副隊長は「現在事故原因の詳細を調査中。関係者には引き続き丁寧に対応していく。緊急走行中でも事故を起こさないのがプロ。再発防止に努めます」とコメントしています。