特に穂が出た草が大好き…イネカメムシ

「斑点米」を発生させ、品質を悪化させるだけでなく、モミの成長を阻害して収量の低下にもつながります。「イネカメムシ」は県内では確認されていませんが、去年は石川や福井でも初確認されました。

さらなるコメの価格高騰につながりかねない厄介者のカメムシ。ことしは、去年に引き続き、高温の影響で、カメムシが活発化する恐れがあるとして、県は、畔や雑草地の草刈りを呼びかけています。

富山県農業研究所病理昆虫課 向野貴養課長
「特に穂が出た草が大好きなので、草の穂が出ないような管理、草刈りをしていただいて、カメムシが増えやすい環境を絶ってしまうことが必要かなと思っています」

調査は20日まで行われ、調査結果は6月上旬に公表されます。